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「それが命令?」
聞くなり、私が答えるよりも前に服を脱ぎ始めようとするから慌てて止める。
岐阜さんが外したシャツのボタンを元通りにする。
距離が近くて岐阜さんの瞳に映る私が見える。
慌てふためきみっともないわたしが。
「貴女は脱いでくれる?」
文句を言おうとする前に、質問をぶつけられ調子が狂う。
勝手なことしないでよ。そう言おうと思ったのに。
岐阜さんの質問への答えなんて1つしかない。
「有り得ない」
「そう」
岐阜さんは興味をなくした子供のようにベットに座る。
そのまま力無く横になって、私を見ている。




