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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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何事もなくまた一日が終わる。

酷く長く感じた。こんなのは初めてだった。


いつアイツ、岐阜さんが話しかけてくるかとビクビクしていたのかもしれない。


教室での岐阜さんは物静かでずっと一人でいる。

そんなんだから、頭の弱い人達に狙われたんだと思う。


遊びに誘われたけど、断った。

ブーブー文句を言われたから明日にしようと約束して、私だけ早足に教室を出る。


気付かなかったけど、岐阜さんもタイミングを見計らって後を付いてきていた。


「ねぇ、気は変わった?」


下駄箱で靴を履き替えようとして、私のローファーを蹴飛ばしながら岐阜さんがそう言った。


唖然として何も言えない。人としておかしい。

人に話しかける時に靴を蹴飛ばすやつがどこにいるんだ。

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