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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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「読む読む!家でちょー読むよ!」

「そう」


意図せず大きな声になったし、変なアピールした感じになったけど、鈴城さんは何か言いたげに、でも言わなかった。


その遠慮じゃないけど、躊躇いに酷く距離を感じた。


「言いたいことがあるなら言いな」

「ない」

「あるでしょ」

「ないって。しつこいよ」


ツーンとした態度が軟化することは無く、むしろドンドン意固地になっていく。

ため息が出そうになるけど、堪える。


きっと、今そんな事をしたら後先考えず家を追い出されそうだから。

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