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いつもの流れというのが出来つつある。
この家に来た時は、私が先に鈴城さんの部屋に行き、鈴城さんが飲み物を準備する。
今日も変わらない。
今日は鈴城さんがジロリというか、ギロリと睨んでくる。
理由は分かる。
私はイジワルだからご褒美は焦らさせてもらう。
鞄の中から読みかけの小説を取り出すと、珍しく鈴城さんから話しかけてきた。
「漫画とかは読まないの」
「え」
急な事だし、まさか話しかけてきてくれるなんて思わなくて即答できないと、ますます不機嫌になり、
「もういい」
と、話を締めくくろうとする。
即答で、しかもちゃんと答えれないと会話が終わるなんて気まぐれとかのレベルじゃない。
けど、パッツリと話が終わるのも楽しくは無いから慌てる。




