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2章 155
「大っきいカルピスがある!」
「そりゃ、あるでしょ」
飲料品のコーナーで明らかにコーラに目がいっていたけど、それを振り切ってカルピスを指さす岐阜さん。
普段ジュースはあまり飲まないから、こんな時じゃないと飲まない気もするからそれでもいいけど。
「大きいの1つより、小さいの複数の方がいいと思うけど」
「いいの!?」
「……いいんじゃない?」
なんかずっとコーラを飲みたそうにしてるし、そうした方が気を使わないだろうし。
私は岐阜さんが最初に指さしたカルピスの500mlをカゴに入れる。
「ジュースっていっぱいあるのね」
「……スーパー来るの初めてなの?」
「久しぶりなだけ」
岐阜さんの言葉通りだけど、普通口にはしない。だってそれが当たり前だから。
まるで、当たり前じゃない様な言い方に、リアクションに、胸がざわめくのを感じる。
はしゃいでる岐阜さんを無視して、さっさっと岐阜さん用のコーラーをカゴに入れた。
次来た時に出せる様に2本。




