497/514
2章 152
スーパーは気が早い。
こんなものなのかと思うけど、例年とかが分からないからそう感じるんだろうか。
「まだ夏には早くない?」
スイカもあるし、お盆のコーナーまである。
つい最近まで春だったのに、移りゆく季節に置いてかれてる気分になる。
私はまだずっと鈴城さんの弱味を見せた桜の木の下から抜け出せてないのかもしれない。
「こんなもん」
鈴城さんは素っ気なく言ってカートを押して行ってしまう。
うーん、待ってくれない。
「何買うの?」
「それを見てる」
スーパーは気が早い。
こんなものなのかと思うけど、例年とかが分からないからそう感じるんだろうか。
「まだ夏には早くない?」
スイカもあるし、お盆のコーナーまである。
つい最近まで春だったのに、移りゆく季節に置いてかれてる気分になる。
私はまだずっと鈴城さんの弱味を見せた桜の木の下から抜け出せてないのかもしれない。
「こんなもん」
鈴城さんは素っ気なく言ってカートを押して行ってしまう。
うーん、待ってくれない。
「何買うの?」
「それを見てる」