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2章 150
慌てて追いかけて、慌てて荷物を置きに戻ろうとすると、
「いや、ここでいいから」
呆れた様に言われたので中身を玄関の端っこに積んでおく。
自分の家でもやらない、出来ないことでなんだろうか、不思議な感じがする。
鈴城さんが自転車を持ってきて私の鞄をひったくって、前カゴに自分の鞄ごと入れる。
「私二人漕ぎできないから」
だからお前がやれと、そういうことらしい。
正直これだけ私もやったことは無いし、そういう間柄のお友達は居なかった。
やるっきゃないをやらなくちゃだ。
跨ると少し低く感じて、おおよそこの視界が鈴城さんの世界なんだと感動するけど、漕ぎずらい。
「高さ変えていい?」
「え、ああ。うん」




