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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 149

「行く」

「どこに?」

「買い出し……後で半分は払ってもらうから」

「ま、待って。置いてかないでっ」


岐阜さんを気にすること無く肩掛けバックに財布とスマホと家の鍵だけ持って部屋を出る。


適当になんか買ってこれば満足するだろと考えて、置いてこうとしたのに、バタバタと忙しなく追いかけてきた。


なんでか笑ってしまった。

あー、馬鹿らしい。


岐阜さんは通学カバンをそのまま持っていく気っぽいけど、中身の教科書達は絶対に要らない。


そんな荷物もって、買い物してさらに荷物を増やして大変な目にあうのは明らかだし。


普段の岐阜さんならしなさそうなことをしている。

……慌てたら人はポンコツになるらしい。


「中身は置いていって」

「わ、分かった。……そうだよね、あはは」

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