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2章 145
なんだか今日の鈴城さんはゆるゆるだから、いい感じに誘導出来れば私も頭撫でて貰えるんじゃないかなと少し期待をする。
「私も頑張ったんだけど?」
「知ってる。学年1位だったでしょ」
鈴城さんはもういつもの鈴城さんに戻ってしまった。確変は一瞬だ。
けど、私の順位を知ってるとは思わなかった。
中間の時よりも褒めて欲しいという不純すぎる動機で頑張った。
鈴城さんが私の事を褒めてくれるなんて思っては無かったけど、知っててくれた。それは褒められるに匹敵することだ。
「知ってたんだ」
「たまたま」
そう言って鈴城さんはそっぽを向く。
今はそれでよかったかもしれない。おおよそ人に見せられない顔をしてたと思うから。




