↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
485/513

2章 141

「本当に凄いと思う、頑張ったね」

「う、うるさい」


岐阜さんがまるで自分の事のように嬉しそうにそう言って、私の頭を撫でてくるものだから、びっくりして仰け反ってしまった。

頑張ったねなんて言われたのはいつ以来か。

褒められたのはいつ以来か。もう思い出せないほど昔かもしれないし、そもそも無かったかもしれない。


だから、私はキスをされるよりも余っ程恥ずかしく感じる。


「素直に受け止めなよ」

「……ありがとう」


岐阜さんは行き場の無くなった、私を撫でていた右手をもう一度私の頭へ持ってきて優しく優しく撫でる。

体が縮こまる気がする。


甘ったるくて心地よくなる。

変だ。


そう思うのに、岐阜さんに逆らえなかった。


「私も頑張ったんだけど?」

「知ってる。学年1位だったでしょ」


一通り撫でると岐阜さんは自身の答案用紙を見せてくる。

見たけど。見せてくる。


期待する様に言ってくるけど、私は岐阜さんみたいな事を岐阜さんにするつもりは無い。

素っ気なく岐阜さんの順位を言えば驚かれる。


「知ってたんだ」

「たまたま」


なんか調子の狂う日だと思う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。