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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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483/512

2章 139

岐阜さんは答案用紙なんか見てなかった。投げつけられたそれらは岐阜さんの周りに散らかって、その中でただ私だけを見つめてる。


「好きにすれば」


私はどちらとも言わない。

岐阜さんが望むから、仕方ないから。それならば問題は無い。


「鈴城さん……」


両手ですがるように私の肩に触れる。

その手は優しく私の体を撫でる。


肩、腕。


そして背中に回されて、体が密着する。

否が応でも岐阜さんの女性らしさを体で感じる。


抱きつかれる重み、柔らかさ、匂い。

全身を包まれればクラクラしそうになる。


「やるなら早くしなよ」

「もっと触れていたい……」

「わがまま……」

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