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2章 136
「どうだった?」
「何が?」
岐阜さんと会うのはもはや当たり前になりつつあるのに、今日はずっと体がムズムズすると言うか、落ち着かなかった。
会ったら言われるだろうなってことを早速言われるし、友達とならこうだった、あーだったと笑えるけど、岐阜さんにはどうすればいいかわ分からない。
だから知ってて分からないふりをする。
岐阜さんは怒らない。イラつきもせずに苦笑いをして自分の答案用紙を見せる。
「なに、自慢?ずっと持ってたの?」
廊下に悪趣味なことに順位が張り出されるけど、1番上に岐阜牡丹の名前があったのは知ってたから、おおよその点数も予想は着くけど実物を見ると腹が立つ。
それにいい点数を嬉しそうに見せてくるのは子供っぽくて意外だとも思うけど。
「結果発表して欲しいなって。1人だけ見せるのは違うでしょ?」
「やだ、見せたくない」
なんで100点の答案用紙を見たあとにそれ以下の点数を見せないといけないのか。普通に嫌だった。
あれだけ、見せたがっていた自分は既に時間とともに風化していた。
「周りの反応見ると悪くなさそうだったけど……」
「そういうのじゃない」
シュンとされると分が悪い。




