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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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一先ず座る。

ベットを背もたれにしながら部屋の観察を続ける。

……これ以上見るものがない。


鈴城さんがしかめっ面で、部屋に入る。

無言で麦茶を2つ置いた。そこから無言の時間が続く。


何もしないのも苦しい。

息を止めて水の中に居るみたいで、何をしてもきっと酸素に当たる物はこの部屋からは出てこない。


私は読みかけの本を取り出して読み始める。

好きなシリーズもので、学校でも読んでいるやつだ。


鈴城さんがチラリと私を見た気がするけど、何を言うでもなかった。

命令を考えているのか。


私はその時が来るまで文字を追っていく。

少し官能小説チックな内容で、有り得ないけれど、もしかしてを想像してしまった。


こんなハッピーは訪れることは無いだろう。

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