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2章 133
「和氏さん達と話してる私は嫌?」
岐阜さんがそう言った時、私はそうなんだろうなって思った。
岐阜さんが誰かと楽しそうにする度に私はつまらなくなっていく。
そんな事はどうでもいいことで、些細なことで、気にするような事じゃない。今日はたまたま命令をしたいと思っただけ。
元々そういう関係だし、テスト勉強として何もしてないのが異常だったくらいだ。
私が命令で「勉強を教えて」と言ったのなら分からなくもない。
岐阜さんがご褒美で「勉強を教えさせて」と言ったのなら分からなくもない。
けど、そのどちらでもないのにこうなった。
岐阜さんはとても足を舐めさせられた人とは思えないくらい上機嫌で晩御飯を作っている。
メキメキと料理の腕前を上げていて、今はトンカツを作っている。
キャベツの千切りも私から見たら十分速いし、細く仕上げている。
なんでも出来るのに、なんで私に執着するんだろう。
その気持ちが強くなっていく。
これは不信感だと思う。




