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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 129

「ここは?」

「この公式を……」


私と岐阜さんは放課後にテスト勉強をしている。

いつもの私の部屋で、半袖で、たまにクーラーを入れる日々。


それもあと1週間で終わる。


多分1人だとこんなにも勉強はしなかった。

それで中間はなんとかなったのだからこの調子で3年間過ごす予定だった。


私がシャーペンを止めると、自分の勉強を止めて私の問題をのぞきこんでくる。


「どこ?」

「……ここ」


こんな短いやり取りを何回繰り返しただろうか。

問題集を解いたら岐阜さんが答え合わせをする。


私は岐阜さんの答え合わせをして、毎回驚く。ほとんど間違えないから。素直に感心する。


「だいぶバツが減ったね。学年で真ん中位は狙えるんじゃない?」

「別に、狙ってないから。岐阜さんに付き合ってるだけだから」

「うん、そうだね」

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