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2章 126
「寝不足だからですかね」
鈴城さんとのコミュニケーション不良が原因なんだけど、寝不足なのも嘘じゃない。本当の事じゃないけど、嘘でもないことを言う。
もちろんテスト勉強もしてるからだけど、メンタルが持つか怪しい。
せめてもう一度キスをしたい。
これもふわふわしてる和氏さんには絶対に言えないことだけど。
「それは大変だ」
「徹夜なんてステータスだよ」
和氏さんは、年下の子にやるみたいにいい子いい子と頭を撫で出てくれる。人に撫でられるのは気分がいいと気付く。
……人の温もりに飢えた犬みたいな感想だな。
白狼さんは目の下にクマを作り欠伸をしている。
正直私よりもしんどそうに見える。
「白狼さんは今もゲームやってるの?」
「もち、デイリーはもちろんレートある奴もやらなきゃだし。イベント来るやつもあるからね。忙しいよ」
「……テスト勉強は?」
「……ま、程々に」
目をそらされた。これで頭は良いんだから狡いよなあと思う。




