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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 120

岐阜さんに対して聞きたいことはいっぱいある。

話したいことは無いけど、知りたいと思うことはある。

けれど、そういう事を聞くことによって、岐阜さんがつけあがるのではないかと言う危惧が生じる。


今日の岐阜さんはどこか変だ。

上の空で、私なんかどうでもいいみたいで気分が悪い。


そんなんなら来なければいいと思う。


「ねえ、なんなの」

「ん?なにが」


髪を引っ張って乱暴にしても、されるがままで気にもとめない感じが気持ち悪い。

強く引っ張ってないけど、払い除けるとか、私の腕を掴むとか、そういう当たり前をして欲しい。


ヘラリとした笑いなんて見せて欲しくない。


「変」

「そうかな」

「自覚ないの?」

「ないね」


私が岐阜さんに執着しているみたいになるのは本当に嫌。

だから、もう帰って欲しい。

居て欲しいと思う気持ちよりも帰って欲しいが強い。


「何か言いたいことでもあるの?それとも帰る?」

「何その二択、鈴城さんこそ落ち着きなよ」

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