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2章 106
座っても、寝転がっても、机に向かっても。
心が晴れない。
こんな時に仲のいい兄姉がいたら違うんだろうか。
こんな時に親が居れば少しは変わるんだろうか。
ないものは無いとこの歳になって分からない訳じゃない。
分別はつく。けど、気持ちは別だった。
「また呼べば来るんだろうな」
岐阜さんは多分、どんな時でも、どんな場所でも駆けつけてくれる。そんな気がする。
あの人は私が好きなんだろうとは思う。
それが友人としてなのか、恋人としてなのか分からないけど。
岐阜さんの思いは永遠に届くことは無い。
「友達でもなければ、恋人でもないから」
ならば、私たちの関係性は一体なんだろう。




