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2章 104
「前、あなたが呼んでいた本。あったでしょ」
その本というのは岐阜さんを真似て、どんな本を読んでるか知りたくて買っただけの本だけど、その事を馬鹿正直には言えないから、適当に誤魔化して色彩に言ったことを思い出す。
本好きな色彩は、私が本を読んでいるだけでも嬉しかったのかもしれない。それならば、私は罪悪感が募るけど。
「うん。何とか最後まで読めたよ」
「その作者さんのね、サイン会が土曜に名古屋でやるのよ。行かない?」
「前、あなたが呼んでいた本。あったでしょ」
その本というのは岐阜さんを真似て、どんな本を読んでるか知りたくて買っただけの本だけど、その事を馬鹿正直には言えないから、適当に誤魔化して色彩に言ったことを思い出す。
本好きな色彩は、私が本を読んでいるだけでも嬉しかったのかもしれない。それならば、私は罪悪感が募るけど。
「うん。何とか最後まで読めたよ」
「その作者さんのね、サイン会が土曜に名古屋でやるのよ。行かない?」