447/505
2章 103
昨日と打って変わって晴れた。
道路に水溜まりがあるけれど、朝の陽射しに反射して眩しい。
今日行けば土日休みで、約束の日と被らない日だった。
そう思うと気が軽くならなくちゃおかしいのに、気が重い。
けっこうギリギリに起きたから朝ご飯は無しで登校する。
「暑っつい……」
昨日は雨が降って、寒いくらいだったのに、今日まるで別の国にでもいるかのように気温が違う。
オマケに蒸して嫌な感じだ。
「あ、凛」
学校につくなり色彩が話しかけてくる。
正直かなり珍しいことで少し驚いた。
色彩は冷たいように思えるけれど、必要最低限しか話してくれないだけで、面倒みはいいほうだと思う。
頼ったら助けてくれるし、なんだかんだと話の輪に居たりする。
「どうしたの?珍しくない?」
「そうかもしれないわ」




