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2章 93
少し熱めに温度調整をさせてもらってシャワーを頭から浴びる。
人の家でこんなにもお風呂場を使う様になるとは思わなかった。
鈴城さんも冷えてるから早めに上がろうと思う。その中で鈴城さんがなんで服を脱がせたがったのか分からない。
風邪ひくから、そんな理由ならとっくに鈴城さんは着替えていて、私用の服でも用意してなくちゃ不自然だ。
でもそんな様子ではなかったし、衝動的に言った。そんな気がする。
「分からないな」
分かったつもり。それは分かっていないと同義で、その域から出られないうちは距離は縮まらないだろう。




