↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
409/431

2章 65

空気が弛緩して重圧から開放された生徒たちは、元に戻るだけでも浮き足立つ。そんな空気の中で私は沈んでいく。


会話として聞こえてくるどこへ行くだの、一緒にだのと、私と縁なんてない世界の言葉が聞こえてくる度に少しだけ気持ちが沈む。


放課後の話だろうと、私には関係ない。行くところは一つしかないからだ。


積極的に誰かとどこかへ行きたい願望はさらさら無いけれど、幸せそう、楽しそうを羨む気持ちが無くはない。


テストの点はまあ、良かった。

ただ、このことを誰に言うでもなく、静かに、ただ静かに時間が経つのを待つ。


「ねえ、どうだった?」

「得意科目は得意だったね」


和氏さんは恐る恐るそう訪ねてきて、白狼さんは1番点数が良いであろう100が記された数学のテスト用紙をヒラヒラとさせている。

相当嬉しかったのか、その感情が隠しきれてなくて微笑ましい。


「100点は無かったよ。凄いね白狼さんは」

「えっ、そうかな?えへへ」


褒めるとより嬉しそうにするから、褒めがいのある人だ。


「学年2位だったよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。