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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 60

「そうそう、勉強会しない?」

「勉強会?」


正直あまり馴染みの無い言葉にキョトンとする。

それをどう思ったのか、和氏さんは少し表情に陰りを見せた。

勝手に悪い方へ解釈する人ばかりだと思う。


「どこでやるの?」


和氏さんはぱぁっと花咲かせて嬉しそうにするけど、その先の言葉が一向に出てこない。

手を掴まれてるんだけど、ニコニコするだけで、リアクションに困る。


「いたっ」


見かねてか白狼さんが次の授業で使う教科書を丸めて和氏さんの頭を叩く。そんなこと出来るのはこの人くらいだろうなあと思う。

叩かれて正気に戻ったのか恥ずかしそうにする。

手をパタパタさせて顔の熱を様そうとしてる仕草なんてあざとい。


と、どこからか強い視線を感じたけど、その正体は見つけられなかった。答えは何となく分かるんだけど……。

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