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2章 57
鈴城さんから嫌いが無くなった。良くもまぁここまで来れたものだと感心する。
鈴城さんは部屋を出て行ってしまった。何回目だこれと思いながらも、私も私で反覆したい事がある。
「え、キスされたよね」
もうなんか鈴城さんが不機嫌だったとかどうでもいい。
その事実が全部どうでも良くする。
合わないも撤回出来たし、キスまで。しかも鈴城さんから。
「え、今日死ぬ?」
最後の質問は答えてくれなかったけど、その対価はとてつもないもので、聞く度にキスしてくれないかなあと馬鹿なことを考えてしまうくらいには舞い上がっているのかもしれない。




