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2章 27
呼び出しておいて、その理由も言わないでいることは出来ない。
でも、素直に言葉が出て来ない。
「……まあいいや。何か聞きたいことでもあったんでしょ」
「……」
岐阜さんに言い当てられて、押し黙る。
良くないけど、どうしようも出来ないから視線をさ迷わせてしまう。
「その時になったら教えてね。本読んでるから」
岐阜さんはそう言うとベットにうつむせになって本を読み始めた。
枕をクッション代わりにして。
そうなると私だけ何もしてないのも気まずい。けど、何もやることは無いのも事実で、モヤモヤを抱えたまま教科書を開く。
面白くもなければ、集中もできてないから何も身にならないけれど、何かをしていないと気がすまなかったから。




