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2章 19
そして次の日に私はいつも通り休み時間だとかのスキマ時間を潰す為に本を読んでいたら、和氏さんが、「おはよう、岐阜さん」と挨拶をくれたものだから大慌で本を閉じて「おはよう、ございます」と返すと、和氏さんはクスクス小さく笑っていた。
「そんなに慌てなくても大丈夫だよ。読書の邪魔しちゃったかな?」
なんかもう、女の子のいい所全部詰め込んで、可愛いだけを抽出したしくさから繰り広げられる言動にドギマギしてしまっている時に、私の机の上に勢いを付けて乗ってきたのが白狼さんだった。
「まーた、誑かしてる。可哀想な被害者さん」
「ええ、和氏さんは美人局か何かなの?」
「もう、そんなんじゃないよ」




