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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
退屈から始まる2人

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2章 14

「なんで着いてきてるの」

「たまたまだよ」


財布だけ持って少し急ぎ足で歩いていると、真横にピッタリと付いて来ている。

教室を出た時は居なかったと思うし、岐阜さんだけ私を一方的に見てたんじゃないのかと勘ぐってしまう。


白々しい態度が余計に疑い深くさせる。


そもそもあの部屋以外で一緒に居たくないし。


「……岐阜さんっていつもお昼どうしてるの?教室に居ないよね」

「んー、ひ、み、つ」

「チッ、そんなウザイキャラだっけ」


教室に居なかったし、春先は教室に1人が多かったけど、最近はいつも誰かといる気がする。

それで、教室で見かけない日が増えた。


少しだけ気になってしまった。

岐阜さんは何故か目をキラキラさせて、言葉を区切るように甘ったるい言い方をしたから、普段しない舌打ちが出てしまうのも無理のない話。



「ガチめな舌打ちはやめなよ。色んな所で食べてるよ。最近は白狼海戸(はくろうかいと)さん、和氏椛音(なごしかのん)さんと一緒だよ」


どちらも同じクラスの人達だ。そりゃそうなんだろうけど、以外だった。


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