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2章 1
夢心地や夢現という言葉を実感していると思う。
記憶に匂いや色、あの時の情景全てが焼き付いている。
頭が真っ白にならず済んだのは奇跡に近いと思う。
しかし、浮かれてばかり居られないのが高校生であって、間近に迫るテストの為に教科書と睨めっこの日々が続く。
この期間だけは家で勉強をする。花びらが落ちる牡丹を儚げに眺めながら気分を変えつつ勉強を続ける。
顔を合わせない限り会話の無い家だから、自分次第ではかなり集中することも可能だ。
気まづいだけで。
それはどこにいても感じることだから割り切るしかない。
図書室でも、人の気配は強いし、小声でも話してる人が気になる。
図書館も同様だから、結論自分次第。
しかしながら、問題はそれだけに限らない。




