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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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こんな所にこんな遅い時間になっても来てくれたのに、一緒に帰るということはしないらしい。

頑なに断られた。


「じゃ、じゃあ、一緒に帰ろう?」

「嫌。……また明日」


そう言ってさっさと出ていってしまって、荷物をまとめて追いかけて廊下に出た時にはもう居なかったから、全力ダッシュしたとしか考えられない。


そんなに一緒は嫌なのかなと落ち込む。

けど、私の事を心配してくれたし、よく分からない。


少しは、ほんの少しは心を許してくれたのだと信じたい。

両手を上げて伸びをする。


学校に来てただ寝て帰るなんて初めてだし、何しに来たんだという気持ちもあるけど、そういう日もあっていい。


少しの間だろうけれど、鈴城さんと一緒に寝てたんだから。


「今日はいい日だったって事にしてやろう」

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