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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「岐阜牡丹って保健室に居ますか?」

「あー、そういえば名前聞いてないけど一日中寝てる生徒いるわね」


それでは確証が持てないし、もし違う生徒だったら気まずいなあと後込みしてしまう。

もういいかと帰ろうとしたら保健の先生は肩を掴んで「それじゃ、お見舞いついでに持ち帰って」と有無を言わさず私の背中を押して歩き出してしまった。


「いや、合ってるかわかんないじゃいですか」

「違ったら違ったでいいんじゃない?」

「何も良くないですよ」

「ほら、あれよ。一期一会」


ゆるい雰囲気だなと思ってたけど、言動もゆるい。離してくれないから大人しく保健室へ行く事になった。

カーテンの隙間から見て判断すればいいかと切り替えてさっさと済まそうと決意する。


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