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これは夢だ。意識があるよで無いような。
真っ白な空間にさ迷っている。現実には無い事だから夢だとわかる。
気が付けば白い靄が、目に見えないそれが、まとわりつくし抜け出せない。
ずっとずっとこのままになってしまうような薄らとした恐怖が私を絡め取る。
起きたい、目を覚ましたい。そう思うも、意識が覚醒しない。
苦しくて寂しくてつまらない。
何も無いからこの場所が私の心象風景そのものなんだって言われているみたいで、藻掻く。
手を伸ばす。すると弱く、けれど確かな光が見えた。
そこへ行かないと、そこへ辿り着けば何かが分かる、変わる。そう決めつけにも似た確信があって、光の元へ辿り着いた先には誰かが居て。
眩しくて目が開けられなくなって、目が開いた。
パッと目が覚めて現実に引き戻される。
辺りは薄らと暗くて、一体何時間寝たんだと呆れる。
先生も起こしてくれればよかったのに。




