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プリプリと怒って私をお玉で叩いてくる。
割と力が入っていて冗談では済まない威力が振り下ろされる。
「ごめんって、辞めて」
茶々を入れて拗ねられて「じゃあ1人でやれば」なんて悲しい事は言われなくないからこの辺で。
所狭しと並ぶ材料の数々に何人前を作る気なんだと戦慄しながらも、まずは何を作ろうとしていたのかを聞かないと始まらない。
「……グ」
「え?」
「ハンバーグ!」
1度目は換気扇の音に掻き消されて聞こえず、2回目に不貞腐れたように大きな声で言われて耳がキーンとする。
これで耳が悪くなったらどうしてくれる。
耳を抑えながら現状を確認してみると、なるほど、ピンクのスライムみたいなものはひき肉の成れの果てでしたか。
若干引いていると脛を蹴られた。




