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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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おはよう。なんて何時ぶりに聞く言葉だろう。

日本では当たり前に使われている言葉で、起きた時、朝、出会った時に始まりの言葉として使われる。


寝て起きて、ぼんやりとした頭の中で、その言葉が木霊するようにズシンと響いた。


たった一言の挨拶で固まった私に怪訝そうな顔を向けるのはいつもの事で、鈴城さんは特に何か特別なことではなかったのかもしれないけれど、私にとっては違って。


鈴城さんは無意識に私が忘れていたものや、欲しいと思っていた事をくれる。


くれるから困る。

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