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『見過ぎだから』
短く鈴城さんからメッセージが来て、何気ない振りをして鈴城さんを見るけどあらぬ方向を向いてらっしゃる。
せめて黒板見てなよと思う。
鈴城さんは私の視線に気が付いていたという事か。
四捨五入すれば相思相愛って事にならないかな。ならないな。
はて、そもそも「なにか」を滅茶苦茶にプラスに考えてたけど、逆もあるのかと思うと少し恐ろしくなってきた。
けれど、鈴城さんは根が優しいから酷い事をあまりしない。
たまに変なことをさせられるけど、鈴城さんは私になら何をしてもいいと思ってそうで、普通ならそれは嫌だと思うかもしれないけど、私はそれが嬉しい。
頭が湧いてるな。
きっと今日の気温が高いせいだと思う。
夏が覗いて来ている春の終わり、風は涼しくても日差しが暑さを運んできているのは間違えなくて晴天の空に放課後を夢に見る。
「寝るな」
先生に叩かれたけど……。




