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「違うの?」
「違わない。それよりも何をしてくれるの」
岐阜さんはニッコリ微笑んで肯定する。
根っから変態なのは間違いないらしい。
クリスマスプレゼントを楽しみにしてる子供みたいにワクワクして、無邪気な顔をする岐阜さん。
「だから、決まってないって」
「待ってるからね」
「分かってる」
そんな彼女に何も思いついてない事が後ろめたくて、少し罪悪感があって、目を逸らした。
念を押すように言われて、強く返してしまった。
「鈴城さんって」
「なに」
超えを少しだけ荒げたことに嫌な空気になるかなと思ったけど、岐阜さんは何も変わらず声をかけてくる。
だから今度は少しだけ頑張って優しめに聞き返した。
柄じゃなくてムズムズする。
「海外小説とか読むんだね」
「え?」
「どーゆー反応。読んでるんじゃないの?」
岐阜さんが手に持って私に見てせきたのはファンタジー小説で、それが海外小説なんて事を今知った。
「そうなんだ。表紙で決めたから知らなかった」
「感覚で生きてる」
「岐阜さんだけには言われたくない」




