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なんでも無い事を聞いて、鈴城さんが短く答える。
会話と呼んでいいのか分からない事を何回か続けていると、さすがに疲れる。
質問を考えるのが大変になってきた時には日が暮れていた。
「あ」
しばらく2人とも黙っている時間があって、私が声を発して鈴城さんが私を見る。私は外を見ていて、鈴城さんもつられて外を見る。
「帰るね」
今度は引き留められない。
すんなりと部屋を出る。けど、珍しく後ろを付いてくる。
こんなこと一度たりともあったかなと記憶を辿る羽目になる。
玄関でローファーを履いて、鍵を開けてドアノブに触れた時、
「ね、ねぇ!」




