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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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鈴城さんとすれ違う時、グイッと後ろに引かれて喉が締まった。

引き留められた。それはいい。


けど引き留め方が下手くそすぎる。

服の襟を掴んで引っ張るから息が止まるし痛いし。


「ケホッ、何すんの」

「ごめん」


初めて本当に申し訳なさそうな鈴城さんを見た。

相変わらず視線は合わないし行動の一貫性は無い。


けど私の様子をみて同情したのかなんなのか分かんないけど、何か言いたそうにする。


私はため息が出る。こんな時も助け舟を出すのは私なのかと。


「言いたいことがあるならいいなよ」

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