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「あー」
それにしても自分の事って話したくないもので。
それはつまり、話せるほどの価値もない事で。
私はそういう人だから、そういう家庭だから、率先して話したくは無い。中々喋り出さない私を見て、今度は困惑している。
まあ、そうだよね。言ってること、やってる事が2転3転ひてるんだもん。私だって普通であるならば、昨日は家族とーって話せてたけど。
「あー、ごめん。帰るね」
結局話せないから、逃げることしか出来ない。
ここに居たくて、話をしようとしても私という人間にはとても難しい事だったと言うだけ。
元より友達になれるような私達じゃないから、残念だけどここまでかな。
短い間だったけど、何にも変えられないものだったって、失って分かるものだ。




