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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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「は、え?」


想像もしてなかった質問で、拍子抜けして間抜けな声が出る。

鈴城さんは、ムッとしてしまったから、馬鹿にしたと思ってしまったかもしれない。


「いい、別に答えなくても」


拗ねたように言って立ち上がるから、また追い出されるじゃんと思って慌てて服を掴む。

そうすると、それはそれで気に入らないらしく睨んでくる。


「答えるって。驚いただけ」

「そんなに驚くところない」


断言されてしまった。

言葉につまりながらの質問だったし、鈴城さん的には少し勇気をだしての質問だった可能性もある。


「答えるって言っときながら覚えてないんだけどね……ハハハ」


ペチっと腕を叩かれて体制が崩れる。

鈴城さんはみるみる不機嫌に変わっていく。

けど、1つの変化として私を追い出そうとはしない。


葛藤してるだけかもしれないけど、即断即決じゃなくなっただけ進歩だ。

会話を続けよう。さもないと眉間のシワが取れなくなるかもしれないから。


増える可能性もあるけど……。

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