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人の命令を3回聞いて、その見返りに命令してきた人とお喋りをする。
我ながら痛いと言うか、意味のわからない事をしてあると思う。
喋るという事は普通、そんなに高価な物じゃないし、なんなら無料まである。
特定の人の場合は例外になるけど、私の場合その例外が鈴城さんなだけ。
鈴城さんはポカンとした後に怪訝な顔をするけど、それはいつもの事だからいい。
問題は会話になってない事。
「喋ることなんて無い」
そう冷たく言われても困る。
私達が悠長に会話をしたことは無いけど、だから無理は違うだろうと思う訳で。
「好きな色は?」
「なにそれ。馬鹿にしてる?」
「質問に答えなよ。あと、馬鹿にはしてないから」
どうも喧嘩腰で困る。軽くジャブを打ってみたら本気の殺意マシマシストレートが飛んできたみたいな。……分かんないな。




