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弱味から始まる2人  作者: 新規四季
弱みから始まる2人

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人の命令を3回聞いて、その見返りに命令してきた人とお喋りをする。


我ながら痛いと言うか、意味のわからない事をしてあると思う。

喋るという事は普通、そんなに高価な物じゃないし、なんなら無料まである。


特定の人の場合は例外になるけど、私の場合その例外が鈴城さんなだけ。

鈴城さんはポカンとした後に怪訝な顔をするけど、それはいつもの事だからいい。


問題は会話になってない事。


「喋ることなんて無い」


そう冷たく言われても困る。

私達が悠長に会話をしたことは無いけど、だから無理は違うだろうと思う訳で。


「好きな色は?」

「なにそれ。馬鹿にしてる?」

「質問に答えなよ。あと、馬鹿にはしてないから」


どうも喧嘩腰で困る。軽くジャブを打ってみたら本気の殺意マシマシストレートが飛んできたみたいな。……分かんないな。

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