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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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「いじめてあげる」


最悪な事を悪い笑顔で言い放った。

戦慄する。鈴城さんは何もかもが普通で平穏その物の人だと思ってたから。


まあ、いじめっ子たちの証拠を一瞬で集めて這々に流して、一瞬で視界から消せる行動力はある人だけど。


下手に火をつけると不味い人に、火をつけた可能性がある。


「痛いのは嫌」

「痛くなければ良いんだ」

「良いって訳じゃ……」


顎を乱暴に掴まれて無理やり上を向かされる。

変な筋が伸びて痛い。……早速痛いんだけど!


声が出しにくくって弱々しく返すことしか出来なかったのを、別の意味合いで解釈されたかもしれない。


目が爛々とし始めた。

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