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勉強中は案外素直?だった。
分からない所があれば、「ん」と問題をシャーペンで指して私は鈴城さんの途中式を見て補助したり、公式を教えたりした。
サクサクッと進み1時間も掛からずに課題は終わる。
そうするといよいよ私がいる意味が無い。
「岐阜さんって勉強出来るんだ」
蚊の鳴くような声で鈴城さんが独り言のように言ったその言葉に私は聞き逃すことはしなかった。
「ちゃんと勉強してるからね」
「何それ嫌味?」
「嫌味に感じるなら勉強しなよ」
「貴女は命令出来ない」
「普通の会話も難しいじゃん……」




