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弱味から始まる2人  作者: 新規四季


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暇だし鈴城さんにひたすらマウントを撮ることにしよう。

うーん、性格終わってる。


「教科書だして」


数学は覚えることが多いわけじゃない。

計算式を覚えちゃえばあとはその枠に当てはめるだけ。


だから根本的にその式を間違えたり、覚えてないと解けない。

そこにどうしてそうなるとかは要らない。


鈴城さんは口元をひん曲げながらも言う通りに鞄から教科書を取り出して、パシンっと私に腕に叩き付ける。酷い。


そして、教わる事にこんなにも不服そうな顔ができるのもそうそう居ないだろう。

無理なのは100も承知だけど、どこかに置いてきてしまっただろう愛想を拾ってきて欲しい。

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