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セカンドシーズン ─好きな人を、真っ直ぐに。─ 〜第二章〜高2編〜  作者: 波方 真季


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第56話 理系ハイスペ文学少年キラースマイル犬系男子



「コラ。俊輔この野郎。」


全校集会があった日の放課後。

図書室は、昼間の喧騒を飲み込んだあとで、いつもより静かだった。


その窓際の席だけ、甘い空気じゃない。

何かがピンと張り詰めて、肌に触れる温度が違う。


陽向は腰に両手を置いたまま、俊輔を睨んだ。


「ひ、陽向…そんな怒らないでよ…」


俊輔は、椅子に座ったまま背筋を固くした。

両手の平を前に向けて、こめかみに汗を浮かべた笑顔を貼り付けていた。


「いつの間に校則緩和なんて進めてたの?なんで何も言わずに直談判しに行ってたの!意見ボックスの誹謗中傷知ってたの?なんで勝手に設置場所の移動まで決めるのー!」


陽向は一歩詰め寄る。

床板が、きし、と小さく鳴る。


「陽向が…全然気にしてない素ぶりだったし…僕は居ても立っても居られないのに……なんかずっと元気だから…」


言葉が、だんだん小さくなる。

まるで怒られた子犬が、耳を伏せるみたいに。


「敢えて…平和を乱さないで……秘密裏で……動こうかな…と……」


「だからって全校集会でいきなりドッキリすんなーーーー!!!!」


声が反響して、本棚の奥に消えていく。

誰もいない図書室が、逆にその怒号を大きく聞かせた。


陽向は息を吸い直す。


今日の私は負けないぞ。

潤んだ瞳にやられてたまるものか。


怒りを整えようとして、でもやっぱりどこかで整わない。


「まったく!私は俊ちゃんの彼女であると同時に、生徒会長の側近として副会長の仕事を担うビジネスパートナーだよ?チームで動かす生徒会組織の運営は、報告、連絡、相談!ほう、れん、そう、が第一でしょうが!」


陽向は怒りもマシンガントーク。


「まったく!みくびられたものだよ。私はこんなに副会長としての格を積み上げていこうって努力しながら日々励んでいるのに、肝心な生徒会長の俊ちゃんが、私の事を全く信用してくれてないし、頼りにもしてくれてない!」


俊輔は、瞬きを一回だけして、ゆっくり言葉を返した。


「そんな事言うけど…自分だって……」


遠慮がちな声のトーン。


「意見ボックスの件報告しなかったじゃん………」


「………………。」


声が消えた。

陽向の口が止まる。


俊輔は、眉を下げたまま続けた。


「僕は陽向の彼氏だけど……生徒会組織の長として…そういう事は把握しておくべき立場なんだから…僕に報告するべき案件の…はず…」


陽向は、反射で叫ぶ。


「あんな幼稚なイタズラわざわざ相手にしてまともに取り合うかー!!」


言い切った瞬間。

俊輔の瞳がほんの少しだけ揺れた。


「陽向は…鋼メンタルすぎるんだよ!僕は何もせずにスルーなんて出来ないよ!」


俊輔は目を泳がせ、机の木目を見つめる。

その指先は、知らないうちに膝の上でぎゅっと握られていた。


「…大事な…彼女だし……」


その言葉は強いのに、どこか震えていた。

守りたい気持ちが重すぎて、自分を押し潰しそうな震え。


「僕の大好きな陽向に……悪口言うなんて…そんなの絶対…許せないよ……」


シュン…と俯いた瞳が、上目遣いに陽向を射抜いた。


(はい尊いーーーーーーーーーーー)


きゅうぅぅぅんっっぅ


こんな事言われたら敵わない。


怒ってたはずなのに。

責めるつもりだったのに。




私の負けだ。




陽向の肩から、力が抜ける。

怒りが消えて、その下にあったものが顔を出す。


秘密裏で。

冷静に。

清廉潔白、正論、正攻法で。


私の為に戦ってくれたんだね。


でも私は、守られるだけの平成漫画の悲劇のヒロインにはなりたくないの。


だから一緒に戦わせて欲しかったんだ。



ぎゅうぅぅっ!!



陽向は、ためらわず俊輔に抱きついた。




私達は、喧嘩なんてしてる場合じゃなかった。




「……俊ちゃん…ありがと!」


制服越しに伝わる胸板の硬さ。

抱き返される腕の力。

それだけで、胸の奥のざわめきが静かになる。


「陽向…」


俊輔の息が、ようやくほどける。

胸の奥に溜め込んでいた緊張が、ふっと溶けたみたいに。

俊輔は、ホッと胸を撫で下ろして、強く抱きしめ返しながら、ゆら…ゆら…と揺れた。


「私、髪色ミルキーピンクにしたかったんだよね」


「えっ!?ありがとうって、そっち!?」


俊輔の声が裏返る。

さっきまでの切迫感はどこへやら。

陽向は俊輔の肩から顔を上げた。


「え?よくない?ピンク」


「そんな奇抜な色はだめだよ!!」


「えーーーケチんぼ生徒会長だなーーー」


張り詰めていた図書室の空気が、ようやくいつもの温度に戻っていった。





────────。





選挙期間の生徒会長は、想像以上に忙しい。


顧問室の前に積まれた資料の束。

職員室を出入りする頻度。

廊下ですれ違うたびに、誰かに呼び止められる背中。

生徒会長の一日は、細切れの時間で出来ている。


俊輔の居残り終わりを待つ時間、陽向はディンバードーナツの奥の丸テーブルに座っていた。


「ったく。よくあんな全校生徒の前で堂々と彼女に惚気られたもんだよな。全校集会の壇上だぜ?聞いてるこっちが恥ずいっつーの」


朔也の声音には、半分呆れ、半分本気の感嘆が混ざっている。


「えー?めっちゃかっこよかったじゃーん♡ しかも校則緩和への踏み出しとかもーまじ神っっっ!!」


咲の声は、弾むというより、弾けている。

思い出すだけで胸の奥がじんわりと熱くなる。


「あの全校集会の話で、意見ボックスの炎上もピタッとなくなったわけだろ?惚気てようがデレてようが、陽向の事を思えば、今回は生徒会長様様だろ」


蒼太は静かに朔也を諭す。

苛立ちが滲み出ている雰囲気を鋭く察知している。


「そーなの!せっかく意見ボックス首から下げて校内練り歩こうと思ってたのに、なーんも来なくなっちゃってつまんなーい」


「お前は何を楽しんでんだ!!」


頬杖をつきながら唇を尖らせる陽向に、朔也のツッコミが飛ぶ。

店内の空気が、くすっと緩む。




陽向が仕掛けた下駄箱ドッキリ仰天びっくり箱。


あれを境に、露骨なイタズラは収束した。

さらに全校集会での俊輔の演説。


あれは単なる報告ではなかった。


牽制だった。

宣言だった。

それは、絶大な影響力となった。


二人の関係はもともと認知されていた。

けれど公式の場で、あれだけ明確に、堂々と、言葉を尽くして恋人を溺愛評価する生徒会長。


これまで生徒達の間で、きっと陽向からの一方的な求愛から成立しているであろうという恋人関係のイメージがまるごと覆り、陽向への印象に変化をもたらした。

それは校内の空気を塗り替えるのに十分だった。


「だいたい、普通は考えねぇよな。叩かれてまくってる彼女に、敵を敢えて送り込むって発想はよ」


蒼太の声は低い。

理屈としての驚きが滲む。


「それくらい、陽向の強さに信頼があったんだろうね」


咲はストローを外し、柔らかな目で言った。


あの壇上での宣言は、庇護ではなく、委任だった。

守るだけじゃない。

“敢えて任せる”という形の信頼。


「こいつはバカなだけだろ」


「バカってなんだよ!!」


ぶっきらぼうに言う朔也に陽向は即座に噛みつくが、その頬は少しだけ赤い。


全知全能。

完璧人間。

生徒会長。


そんなイメージを背負う俊輔からの厚い信頼と全肯定された人間力。


長年の歴史として刻まれ続けてきた校則の変更に踏み切るほど、陽向へ対する生徒会長の熱意が学校をも動かしたという噂は生徒会役員を筆頭にたちまち波紋が広がった。


生活指導に睨まれ、理不尽さに小さく溜め息をついてきた生徒達。

その鬱屈が、陽向を通して晴れるかもしれないという期待。


陽向は、いつの間にか“象徴”になっていた。


特に一軍と呼ばれる層。

陽キャ、ギャル、クラスの中心にいる人間達。


そして今、それらの風は確実に陽向側へ吹いている。


「陽向の為に校則まで塗り替えて、正攻法で公共的に誠実な攻撃。恐るべし、藤崎俊輔…ほんと流石だよな」


蒼太の言葉は、淡々としているのに重い。

その重みが、朔也の胸にずしりと沈む。


確かに、思いつかなかった。


怒鳴るでもなく。

脅すでもなく。

暴くでもなく。


制度で締める。

場を変える。

正論で逃げ場を消す。



完璧に、一本取られた。



陽向が攻撃されていたあの時、俺は何も出来なかった。

怒りだけはあった。

殴る覚悟もあった。


でも、守る術は持っていなかった。


「…………ち……っ」


小さな舌打ち。

それは悔しさに近い音だった。



悔しいけれど……


陽向を救ってくれた事は、感謝するしかない。



「でも犬系彼氏なんでしょ?」


「うんっ!」


咲の問いに、陽向の声は即答で、無邪気だ。


「は?どこが犬系なんだよ」


朔也の脳裏に、あの低い声が蘇る。


“僕の彼女を、こいつって言うのやめてくれない?”


耳元で囁かれたあの瞬間。

甘さも柔らかさもない。

完全に“雄”だった。


あれは犬じゃなくて狼だ。


「なんかレオに似てるんだよー」


「全然似てねーわ!!」


陽向は、にへら、と笑う。

朔也のツッコミが店内に響く。


けれどその声の裏には、ほんの少しだけ混ざっている。


羨望。

敗北感。

そして、認めざるを得ない敬意。


ガラス越しの午後の光が、テーブルに落ちる。

甘い匂いの中で、選挙戦は静かに進んでいる。


俊輔は忙しい。

陽向は象徴になる。

周囲の感情も、少しずつ動き始めている。


いつもすぐ側で、隣にいる、世話の焼ける、手の掛かる幼馴染が……


なんだか遠くに行ってしまうような寂しさを、朔也は感じざるを得なかった。




────────。




理科棟へ続く渡り廊下は、午後の光をまとって白くきらめいていた。


ガラス張りの壁の向こうで、校庭の砂が風にさらわれている。

春の匂いと、わずかな薬品の残り香が混ざるこの通路は、どこか教室よりも現実味が薄い。


陽向は教科書を胸に抱え、咲と並んで少し早足でその廊下を渡っていた。


次の授業は理科室。

二年文系でも、生物基礎の実験だけは理科棟まで移動する。


「あ、藤崎先輩じゃない?」


咲の言葉に顔を上げた、その瞬間だった。

廊下の奥の方から、ひときわ明るい空気をまとった光の塊が近づいてくる。


弾む笑い声。

複数の女子の声が重なり合う、華やかなざわめき。

足音が軽い。


白衣を腕に掛け、ノートを小脇に抱えながら歩く俊輔。


理科室の授業終わりなのだろう。

少し乱れた前髪に、まだ残る実験の気配。

その周囲を、三年生らしい落ち着いた制服姿の女子たちが取り囲んでいる。


歩いているのに、そこだけが舞台のスポットライトを浴びているみたいだった。


自分がこれから向かう理科室から出てきたばかりの人。

同じ校舎、同じ時間、同じ空気を吸っているのに。


まるで世界線が違う。


陽向の足が、わずかに止まる。


「わ…やば…」


胸の奥で、何かがきゅっと鳴る。


隣で、咲はそっと陽向の横顔を盗み見た。

自分の彼氏が他の女子に囲まれている光景を目の当たりにする、あのざわつき。

心が一瞬、冷たくなるあの感覚。


「陽向…あの…」


陽向を気遣う声。


「かっこよ!!眩しっ!!」


「そっちかい!!」


陽向の予想外の反応に、咲のツッコミが廊下に響いた。


「藤崎くん!さっきの化学の小テストどうだった?」


「え、あれ絶対むずくなかった?問3の電離度どうやって出したの?」


「ちょっと待って、ノート見せて!うちらガチで詰んでるんだけど!」


俊輔は、穏やかに笑いながら何かを答えている。

囲む女子たちは、自然体の距離で肩を並べ、無邪気に彼へ問いを投げている。


「問3?pH書いてあったでしょ。10^-pHで[H⁺]出して、初濃度で割れば電離度α。式立てればそんな難しくないよ」


殺傷能力100%のキラースマイルがその場の女子達全員を瞬殺している。

その無自覚さがまた罪深い。


ガラス越しの光が、彼の横顔を縁取る。


足音が近づいてくる。


「え、今日放課後残る?うちら自習室行くんだけど!」


「藤崎くんってさ、結局第一志望どこなの?言えないやつ?」


「てか理系で英語学年トップなの普通にやばくない?」


「わかんの!藤崎くんの去年のスピーチコンテスト、レベチだったくない?」


俊輔、困ったように笑っていた。


そして──


ふと、視線が陽向を捉える。

一瞬で表情が変わる。


「陽向!」


声が弾む。

さっきまでの“優等生モード”から、ピコン!と子犬の耳が立つよつに、一気に温度が上がる。


「やっほー!」


陽向も満面の笑みで手を振る。


その瞬間。


三年女子が一斉にこちらを向いた。


視線。

一瞬の静止。


サアァァァァッ────


まるで道が割れるみたいに、左右へ自然に流れていく。

気まずそうな愛想笑い。

「じゃ、またね〜」という取り繕い。

陽向と咲の横を、風のように通り過ぎていく。


(………あたしゃアースジェットかい…)


「陽向、虫除けスプレーみたいだね!笑」


「やば!同じ事思ったわ!!」


二人の笑い声が、渡り廊下に軽やかに弾けた。

俊輔は、苦笑しながら歩み寄る。


「これから実験?」


「うんっ!」


陽向は反射的に笑顔になる。


「単元なにやってるの?」


「えーと生物基礎のー…?」


自信ゼロの語尾。

隣の咲へ首を傾げる。


「今はなんか遺伝の法則とかいうやつの実験ですね!なんだっけ…メンデルとかいう。」


俊輔の目が、ほんの少し楽しそうに細くなる。


「分離の法則?独立の法則?」


「えーとちょっとよくわかんないんですけど……豆のやつ。なんだっけ?ソラ豆?」


今度は咲が陽向へ首を傾げる。


「インゲン豆じゃね?」


キョトンとしながら答える陽向。

そんな二人に俊輔は冷静に答えた。


「もしかして…エンドウ豆のこと言ってる?」


「はーっ!そうだー!爆笑ー!」


二人、何やら楽しそうに手を叩いて笑っている。


「なんか丸とかシワとか!」


「やばー!全然わかってねーし!」


俊輔は、そんな二人を見て、肩を小さく震わせて笑った。


「今日、F2の表現型の比出すやつ?」


「あーちょっとよくわかんないすねー」


「なんか4:4:4:4とか出てきて混乱してる」


俊輔の眉が、わずかに上がる。


「それ二形質交雑だよね?なら9:3:3:1になるはず。表現型は4パターンだけど、遺伝子型は16通りだから。」


サラッと。

理科の教科書の1ページを、頭の中でそのまま展開しているみたいな口ぶり。


「「………………。」」


二人の思考が、きれいに止まる。

頭の上に、巨大なハテナマークが二つ。


「パネットスクエアとか…あれ、高2の今頃やってない?」


「宇宙語?」


陽向の真顔が、ほんの少しだけ真剣になる。

俊輔は、くすっと笑った。

その笑いは、優越でも嘲笑でもない。

「かわいいな」って顔。


「放課後時間あったら2人で、良かったら一ノ瀬さんも一緒にやる?」


その声音は、さっきの理系モードとは違う。

柔らかい。

完全に彼氏の声。


「だーーーっっっ!!それは駄目です!!限られた二人の過ごせる貴重のお時間を邪魔できるわけないです!!ダメ!!絶対!!」


咲が心臓を押さえながら、両手をぶんぶん振る。

頬がうっすら赤い。

俊輔の不意打ちのキラースマイルは、破壊力がある。

それを真正面から受け止めると、だいたいの女子は軽く致命傷を負う。


「そんなの別に気にしなくていいのにー!」


陽向は無邪気に笑っている。

本気で、何も気にしていない。

その無防備さに、咲の中で何かが爆ぜた。


「藤崎先輩っ!そーやって、誰に対しても簡単に善意を差し伸べて!その顔でその笑顔と優しさで無双しながら被害者増やして!」


ビシッ。

咲の人差し指が俊輔に向く。


「それ、普通に思わせぶりですから!!彼女がいるのに他の女子誘うとか死刑案件ですよっ!!しかも彼女の前で!!」


俊輔は、わずかに目を丸くする。


「す…すいません…」


素直。

反省の顔が、やたらと誠実。

そしてその指先は、今度は陽向へ。


「陽向も陽向だよっ!!先輩が目の前で女の子にチヤホヤされて、みんなに優しく接してるの見て、自分も一緒になって殺されてる場合じゃないだろ!!」


陽向は、少しだけ瞬きをする。

確かに。

さっきの光景。

囲まれていた俊輔。

あの舞台の中心の姿。


でもそれよりも──


「だって…尊かったんだもん……」


本音がぽろっと出る。


渡り廊下に、春の風が抜ける。

白衣の袖がふわりと揺れた。


理系ハイスペで。

全校の憧れで。

公式の場では完璧で。


目の前で、空中に見えない四角を描いて説明してくれている人。

数式を語る横顔が、少しだけ楽しそうで。

自分たちの理解度に合わせて言葉を選ぼうとしてくれている人。


世界線が違うように見えて。

ちゃんと、同じ空気の中にいる。


自分の名前を、あんなふうに嬉しそうに呼ぶ人。


いつでも穏やかで。

みんなに優しくて。

誰に対しても笑顔で。


そんな俊ちゃんが、怒ったり、拗ねたり、ションボリしたり、甘えたり、照れたり、喧嘩をするのは……私だけ。


陽向は、教科書を抱え直しながら、ニコリと笑った。



だから何とも思わない。



「でも咲!そんなところが私の理系ハイスペ彼氏の良いところなんだよっ!」


笑顔でそう言われた俊輔の耳のあたりが、ほんの少し赤かった。


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