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六十四話

もろに一撃を受けて動かなくなった美空へ歩み寄る怪物。

 確実に息の根を止めるべく手を伸ばす。


 ゴオン!!


 衝撃波がそれを阻む。


 後ろにはテッポウエビがいた。

 吹き飛ばされた左腕の代わりに右腕が発達してメインウェポンを復活させる。


 怪物の姿勢が崩れたところにウミガメが波動を流す。

 怪人たちは確かに動いていた。


 アビスの怪物はそこに違和感を感じたらしい。

 即座に距離を取った。


 普通アビスの力があそこまで流し込んだ場合、もはや能力は使えないと言っていい。

 それなのに怪人たちは依然としてアビスの行動を阻む。


 まだ、デミスは生きている。


 美空の髪の色は白から完全に元の桃色へと戻っていった。長さはそのままに。


 ウラシアが消えた。

 星の子としては異端な生い立ちを持つウラシアはデミスとしての人格と美空と言う人格を同時に保持していた。


 それが数奇なことに、ウラシアを犠牲にすることで個体としては滅びることはなかった。


 それが真実だがアビスはそこまで考える必要がないから辿り着くことはなった。

 なぜならもう一度倒すだけだから。


 免疫の役目がそれ以外にない。


 ウミガメとテッポエビを今度は完全に駆逐する。

 ウミガメは巨大な鎚で叩き潰し、テッポウエビは剣で胴体を寸断する。


 「…ウラシア…」


 声が聞こえた。

 美空が意識を取り戻して立つ。


 彼女は知ってしまった。

 ウラシアが自分の身代わりになったことに。


 複雑な気持ちを整理する時間はない。

 止めるべき相手が目の前にいるのだから。


「…ありがとう!」

 美空はもういない自分に礼を言って再び戦いを始める。


 アビスの周囲の地面が爆発する。

 

 アビスはいきなりの攻撃にも関わらず跳躍して回避した。

 だが、隙を生じぬ2段構えの攻撃まで対応できない。


 巨大な隕石がアビスの体を砂浜にたたきつける。

 砂浜の細かい砂が飛び散っていく。


 隕石を破壊して立ち上がるアビス。

 先ほどの大技の反動も大きいらしく少しふらついた。


 再び光の柱がアビスの周囲へ漂い始める。

 アビスは危険を察知して移動を始めた。


 柱は今度は動きの妨害だけに専念して動く。

 アビスを取り囲んだ。


 逃げ場がないと悟ったアビスは迷うこともなく強行突破に踏み切る。

 エネルギーを全開にしてまた突進を始める。


 また大技を放つつもりらしい。

 しかし消耗した今の怪物の力は先ほどの半分ほど。


 威圧感もそれに応じて激減している。

 ただしまともに食らえば命はないのは間違いなかった。


「大丈夫」


 美空は誰にい聞かせるでもなくつぶやいた。

 進んでくる怪物へすっと指を向ける。

 まっすぐ細い人差し指が向かう。


「ディヴェーラ…!」


 桃色のエネルギー波が駆け抜けた。

 光線よりも高圧でまとめられた細い一撃。


 ゴウッ…!!


 空気が鋭く押し出される音がして、そのエネルギーは放たれた。

 怪物はそれを寸前で避ける。


 前と同じように。

 不自然な動きをした。


 



 前と同じ動き。

 そんなのは美空には通じない。


 避けた先に、ずっと前に放っていた暴走を止めたるためのビームが後ろから追突する。


『…!!』

 アビスの体が硬直する。

 やがて力なく落下して悶え始めた。

 内側から桃色の光があふれ出して、外殻にひびを入れる。


 やがて外殻は完全に割れた。

 砂浜の上に気を失った時雨の姿が現れる。


 がくん、と膝を折る美空。


 アビスの攻撃を受けた影響はそんなすぐには消えない。体の限界が近かった。


 それでも。

 美空は足に鞭打って走り出した。


 時雨のそばに駆け寄って抱き起こす。

 無事だ。


 ビームが悪影響を与えたわけでもなく、アビスの影響が特別大きいわけでもない。

 そのことが触れてわかった。


「よ…よかった…!!」

 美空は時雨を抱きしめる。

 絶対に失いたくない大切な家族。


 もし失敗したらと、心の奥底でやはり懸念があった。

 この子がいなくなったらどうしようって。


 無事だと分かって美空は涙を流した。

 これまで押さえていた感情があふれ出して止まらない。


 ずっと響いていた波の音が、少し優しくなっている。

 少し潮が引いて二人をぬらさぬようにと距離を取っていたように思えた。


 ――――


 それから数時間。

 夕日がオレンジ色に砂浜を照らし始めた頃。


 京から助けが来るまでの間、美空は時雨を連れてすぐ近くの木陰で休んでいた。

 海岸沿いにたくさん植樹されたたくさんのゴヨウマツの木陰。

 冬でも葉っぱがあるからかなり少し薄暗い。


 美空はあんまり動けなかった。

 だからせめて連絡用にハトの怪人を派遣して二人で休んでいた。


「…美空?」


 時雨の声に美空は振り向いた。

「なぁに」

 優しい声で返す。


「僕は…恵まれてるね」


「どうして?」


「こうして…好きな人と一緒にいられるから」


「なっ!?な、な、何言ってるの…よ?」

 爆弾発言に美空は顔を真っ赤にする。

 

 アビスの影響で恥じらいもなくなったのかとちょっと文句を言いたくなった。

 いや、でも好きは好きでもLIKEの方かもしれないし…!!


 困惑する美空はぐるぐると頭を回した。

 そうしている間に時雨はまた眠り始めてしまう。


 美空はそんな時雨の様子を見て、ふぅと息を吐く。体操座りをしたまま顔を腕にうずめる。


 ちらと夕日の方を見る。

 真っ赤に染まる夕日はまっすぐ美空の顔を照らしていてまぶしい。


「…ばか。」


 ――――


 それから少しして京から助けが来た。

 彼らの協力もあって無事に京に二人とも戻ることができた。


 それから二人とも医療を受けてなんとか大丈夫という結論を受ける。


「このバカ娘ッッッ!!!」

 美空は殴り飛ばされた。

 直葉さんの渾身のパンチ。



「美空さん、今度からちゃんともっと早く周りを頼るんだよ…?」

 直葉は笑顔ではあったが声が相当怒っていた。


 美空は思わず怖気づいてすみません…と縮こまってしまう。


「でも…二人とも無事でよかったわ」

 安心したように直葉は肩の力を抜く。


 その言葉に美空は少しずきりとした。

 いなくなった人がいるから。


 多分、言っても仕方はなかったとは思う。

 でもどうしても聞いて欲しくて直葉に話す。


 直葉は驚いた顔をしていたけれど、時間が許す限りの間ずっと寄り添ってくれた。



 他方、人間の町には何かただならぬ何かが渦巻いていく。

 神殿のようなあの場所を中心として発する呪いのような何か。

 それは訓練されたウィネリマでさえも抗えないほどの強力な呪い。


 神格の力。

 歪んだ邪神として変貌したホシの許容できる量すら超えて、溢れ出していく人間の悪意やどろどろとした感情の成れの果て。


 それらは直接人の元へと返ってきて彼らを狂わせていく。



 京の上層部では綿密に会議と調査が行われたらしい。それを時雨たちが知ることになったのはそれから3日後のこと。


 とうとう決戦の時が来た。

 ホシを倒す。


 相手の戦力にを把握して人選を決めてほぼ全戦力が配置された。


「…いよいよですね」

 執事は遠くの方を見据えて呟いた。

 自分の恩人を、これ以上苦しませないために殺す。


 ぐっと拳を握りしめたまま遠くの空を睨んでいる。

 遥か遠くには大きな塔があった。

 

 そこにホシがいるらしい。

 禍々しいほどの赤黒いオーラがこんなにも離れているというのに見えた。


 場所は京から6km離れた地点。

 人間の町の手前。


「磯垣さん、財団の人員も既に構えてる」

 近くに控えていた晴斗がじっと向こうを見ていった。


「ええ。あちらには彼がいますから。こちらの動きも把握されているでしょう。」


「…」


「晴斗くん、君は無理にでなくてもいいんですよ」

 

 執事は晴斗に声を掛ける。

 あっちには彼の育て親がいて、彼と敵対することになる可能性は高い。


 まだ子供の彼にそれを味わせてしまうのはとても酷だと執事は思っていた。


「いや、俺も戦いたい。叔父さんだって自分の意思でちゃんと動けてるわけじゃないから。止めたい。」


 晴斗は真っ直ぐな目で執事を見つめる。

 執事は自分と同じだと理解してしまった。


 彼をとめることはできない。

 だって自分も同じ立場にあるから。


「…無茶だけはしないでくださいね」


「うん。執事さんもね」

 晴斗の言葉で少しはっとする。

 不器用な少年が気遣いをちゃんと身につけている。


 執事は彼の成長を噛み締めずにはいられなかった。


(晴斗くん…本当に良かったです)


 京で、ちゃんと人付き合いができている…!!


 晴斗は執事のことをじっと見つめていたが、やがて聞こえ始めた合図の音で出撃していった。



 ――――


 人の街の付近。

 そこは怪人で溢れかえっていた。


 自分を倒そうとする者たちの進撃に対する拒絶。

 もはや人海戦術と見紛うような数の怪人たちが防人を待ち受けていた。


「はああっ!!」

 その怪人の作り出す影の合間から現れた狩人が怪人たちを一気に屠っていく。


 膳所だ。

 こんなにもたくさんの相手がいるなら動きやすさは遥かに膳所に分がある。


 怪人が対応するよりも早く確実に倒していく。


「こんのぉぉお!!うざったりぃんだよこの数!!」


 とんでもなく口が悪い罵声を響かせながら大量の怪人を切り伏せていく赤い影。


 あまねだ。

 白兵戦に長けた能力と幹部としての力量を持ってこの場の誰よりも多く豪快に怪人を削り取っていく。

 まるで雨水をはじき飛ばすワイパーみたいな勢い。

 


「みなさん、前方から砲撃が来ます!!」

 ある者の警告にすぐに言葉のすべての人員が対応する。

 爆炎が地表を薙ぎ払い、地面を焦がしていく。


「ないす、みくもちゃん!!」

 防ぎきったおまねがこの場の指揮官を称賛する。

 冷静な判断と観察眼で瞬時に遠くの竜の攻撃を見切ってみせる。


 周囲の怪人をイソギンチャク由来の毒で無力化させながら確実に部隊を動きやすくしていた。


 この部隊野構成員は50人以上。

 多くが白兵戦に長けた防人たちで構成されている。


「へぇ…あんなたくさん竜がいるのか!面白い!」

 あまねは吠えた。

 いつになく嬉々として薙刀をぶん回して突撃していく。


「あまねさんと鬼道ってちょっと似てるなぁ」

 げんなりしながら襲い来る怪人を粉砕する膳所はちょっとぼやいた。


『ガアア!!』

 竜は再びブレスを吐く。


 四足歩行でどっしりとした体躯は反動に軽々と耐えて、一直線に並んだ弾幕攻撃で向かい来る敵に攻撃する。


 地面がガラス質になってしまうくらいの高火力のブレスは直撃すれば防人でも大怪我は免れない。


 多くのものはそれに真っ向から立ち向かうのは現実的ではない。


 しかし。


 あまねは違う。

 複撃と拡張。


 彼女の能力により一切薙刀を溶かされることなくブレスを風圧で歪めて防御することができる。


「オラオラオラっ!!!」

 あっという間に接近したあまねは一瞬腰を落としたかと思うと、半身になって薙刀を下から上へ振り上げる。


 懐に入られた竜はそれを防御することもできずに切り裂かれた。

 たった一撃では両断されない外殻も、複撃によって回数が増えた斬撃を受け続ければ貫通する。


 竜は斜めに両断されてそのまま絶命する。

 複撃による斬撃は一度発生したらあまねの任意で続けられる。


 それはあまねの行動を阻害することがない。

 竜がひとつ真っ二つになったころには隣の竜も切り裂かれていく。


 一人とはとても思えない速度で固定砲台たちを屠るその姿はまさに幹部の実力の証明であった。


「すごい…!!」

 その様子を目の当たりにしてみくもは驚嘆せざるを得ない。

 指揮官をやる以上仲間の能力や力量は把握している。しかし実際に見るのと話を聞くだけでは大きな違いがある。


 それでも周りの状況の把握は忘れない。

 竜の追撃がまだないか。


 ほかの脅威がないか。

 仲間の配置に問題はないか。


 自分に迫りくる怪人にも対応する。


 人一倍大変な仕事で皆が皆できるわけじゃない。

 みくもには確かに現場指揮官としての適性があった。


「!!みなさん防御姿勢に入ってください!上から岩が飛んできます!」


 みくもは瞬時に異変を察知した。

 みくもの声に反応して全員が対応する。


 しかしその岩の攻撃はあまりに苛烈だった。

 直径3m以上の巨岩が雨のように降り注ぎ、怪人も防人も問わず押しつぶしにかかる。


ドドドドド…!!

 激しい音が響きわたりその場を簡単に岩山にしていく。


 攻撃が収まった後、影から出てきた膳所がすぐに周囲を確認する。


「なんだこの規模の攻撃…!おい、みんな無事か?!」

 予想外の攻撃に驚愕する間もなく岩の中から怪人が現れる。

 さっきまでいたやつらとは違う強い気迫。


 まだ仲間の安否を確認できていない。

 それでも膳所は目の前の敵へ相対しなければ。


『グルル…!』

 クマの怪人。

 低い唸り声を上げて膳所に威嚇する。


「やるしかねぇか!!」

 膳所は拳を構える。

 

 クマは鋭く速く拳を振り抜いた。

 重く確かな攻撃。

 膳所は瞬時にそれを回避して影に戻る。


(はやい…!)

 膳所は内心相手の予想外の速度に驚きこそするが冷静さは失わない。

 相手の背後から強烈な蹴りを見舞う。


 ゴン!!

 確かな攻撃だが、クマはほんのわずかに重心がずれるだけ。

 後ろ蹴りで感髪入れず反撃してくる。


「ぐぅっ!!」

 まともに顔面を蹴られる膳所。

 影から強引に引きずり出されて地面を転がる。


 すぐに体勢を立て直して影に潜った。

 そうしていなければ膳所は地面ごと粉砕されていたに違いない。


 ゴオオオン!!!


 クマの手が先ほどまで膳所がいた場所を砕いた。


 振動で周囲の岩が崩れる。

 ごろごろと上から転がってきてクマに襲い掛かるがそれがクマの頑強な体にダメージを与えることは難しい。

 避けるでもなくそのまま放っておいて、たったら岩が砕けるだけだ。


 きょろ、と周囲を確認するクマ。

 狼男が消えた。

 どこかに潜んでいるに違いないと思って周囲の岩を粉砕する。

 叩きつけるだけで3個は粉砕されるほどの威力。


 その衝撃はによって岩の中からみくもが出てくる。


「がはっ…!?」

 先ほどまで岩の下敷きになっていたみくもは乱暴に外に放り出される。


 クマはそれを見逃さなかった。

 予想外ではあったけれども倒すべき相手が出てきた。


 クマの腕が振りかざされた。


「はあっ!!」

 そこへ膳所が割って入る。

 しかし力の差は歴然としていて、膳所は迎え撃ったにもかかわらず吹っ飛ばされる。


 近くの岩山にぶつかって砕いていく。


「…くっそ…!」

 膳所は岩を押しのけながら悪態をつく。

 額から流れ出てくる血を拭って立ち向かう。


 なんとかみくもを守ることはできた。

 みくも自身はパワーファイターでも近接で戦う防人でもない。


 だからクマみたいな相手は相性は悪い。

 相対させちゃだめだ。


「はああっ!!」


 飛び蹴りをクマの横腹に食い込ませる。

 今度は流石に効いた。


 『ガアッ!?』

 

 クマはうめき声をあげてよろける。

 「おおおおおおおおおおおおッ!!!!」

 膳所は好機とばかりに攻め立てる。

 得意の肉弾戦で速く、鋭く攻めていく。


 できる限り同じ場所に攻撃を叩き込み続ける。

 クマの腹が破れて血が噴き出す。


『ガアアアッ!!?』

 クマはそのまま倒れてじたばたしていたが、膳所にかるたを突きさされてそのまま吸収されていく。


「で…これでは終わんないよね…!」

 分かってたといいつつもため息をつく膳所。


 飛ばされてきた岩はただの攻撃ではないらしい。

 怪人たちのシェルターとしての機能も果たしている。


 クマが出てきたのと同じように、ほかの怪人たちも遅れて破り出てくる。


「上等だッ!!」

 膳所は再び駆け出す。


――――


 場所は塔の西側。

 その場所は突如として氷に覆われた。

 大きなビルも一瞬のうちに凍り付いてしまう。


 激しい寒気が吹き荒れて防人も怪人も問わず氷漬けにしてしまった。


「…うそ」


 美空は震える声でその様子を見る。

 なんとか大丈夫な範囲にいた美空の視線の先にいたのはかつて見た凍土の主。


 といっても今度は人の形をしていた。

 翼のようなものを背中から生やしたその人は黒く染まっていて表情やほとんどの容姿は分からない。


 それでも美空は理解してしまった。

 忘れるべくもないこの氷。


「六…花…?」


 そのまま膝から崩れおちる美空。

 かつていなくなった大切な人。


 でも今目の前にいる存在は確かに敵対する気迫。

 簡単にこちらを氷漬けにできてしまうような脅威に他ならなかった。


「美空」


 美空の肩へ手が置かれる。

 時雨の手。


 「時雨…ちゃん」


「任せて」


「駄目だよ時雨ちゃん…!時雨ちゃんが立ち向かって…もし…!」


「大丈夫だよ。僕も、六花さんも無事に戻ってくるから」


「…時雨ちゃん」


「信じて。約束したんだから」


 約束した時と同じ小指を見せる。

 美空はなんとか納得したようだ。


 「分かった…!」

 美空は自分の持ち場に戻る。

 彼女はこれからデミスを相手にしなくてはならない。

 だからこそ変に負担を掛けるわけにはいかない。

 背中で美空がいなくなったのを確認する。

 

 手が震えた。

 そして手の一部が時雨の意思に反して水に還る。

 ぱしゃん、と水は地面に落ちたかと思うと瞬時に凍り付いて王冠の形のまま固形化する。


 時雨は手をぐっと握り直した。

 

 「…!」

 時雨は覚悟を決めて、顔を上げる。

 相手はあの御信ですら自信を無くすほどの武人。


 でも、約束だから。


 絶対に助け出す。

 時雨は氷園へと足を踏み入れた。

 

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