表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いつだってあなたが私を強くする  作者: 泥んことかげ
【第2部~はじまりの物語】
105/111

第9話【来るもの拒み、去るものは全力で追いかけろ】

前回のあらすじ


ついに登場!!新キャラ

「もうなんなのよ、、、お金はないし、デザートは捕られるし、、、これじゃ任務どころじゃ、、、」


と心の中で呟くと


近くで響いていた活気が消えたのに気づいた。


周りを見渡すと先ほどまで賑わっていた街並みが嘘のように静まり返っている。


はひ(あり)?、、、ほへ(これ)はばいはも(はやばいかも)、、、」


警備隊らしき人間が商人達に話しかけている。

こちらを指差すとこちらに向かいしゃべっている。



とたんに空気の塊が頭上のフルーツギフトをかすめた。

多数のフルーツが地面に落ちる。


少女は足元の布切れを拾い上げ黙って回れ右をするとまた走っていた。


自慢の足だが、周りの魔法使いは、靴に特殊な細工が施されておりそこにメダルを嵌めることで簡易魔法が使えるシューズを装備している


加速装置(スピードユニット)】や【自動追尾(オートパイロット)】を駆使し追い詰めてくる。


入ってきた入り口からはどうやっても出れない。

目の前には都市の警備隊が立ち並ぶ。


はなはん(みなさん)ほんひちわ(こんにちわ)~、、」


辺り周辺を囲まれ絶体絶命状態だった



「ちょっと、あなた達その者は私達の客人ですの包囲を解きなさい」


「姉様の言う通りだ!とけとけ~☆」


空から、【浮遊(フロート)】魔法に乗っかる1人の女性が頭上から降りてきた。


足を覆うほどのローブを身に纏っている

顔は逆光で確認出来ないが声から察するに女性だとわかる


警備隊は包囲を解くと、片膝を地面に着き頭を下げる。




ん~ほほひらはま(ん~とどちら様)?」


これが彼女の出来る限りの抵抗だった




先程の喧騒とは嘘のように再び街に活気が戻る


警備隊は謎の女性の一言で、持ち場へと帰っていった。


どうやら触れてはいけない人の様だ


「ところで~、貴女、、、なにもの?」


ローブで隠れていて視認しにくいが少しだけ、女性の目は深くどこか悲しそうな(みどり)色をしていた、少女を頭上から見下ろす。


ひょほまっへ(ちょっと待って)ふばはい(ください)


突然の質問に先程のりんごで口が思うように開かない

シャリシャリとした音が街の活気と調和していた。


ようやく呑み込むと女性を見つめ


話し出す


「私は...プリンを捕られて、泥棒を追いかけただけです...はい...」


女性は【浮遊(フロート)】を解除(キャンセル)すると

フワリと両足で綺麗な着地をした


身長はラシメイナが少し見上げるほど



「率直に聞くけど、あなた...この街の人間じゃないわね?」


悪いことをした子どものように直立不動になる


「そんなことないですよ?」


そんなことはあるのだが相手の出方を伺ってみる


「それならいいわ。私の勘違いね。貴女もう行っていいわよ」


そう言った彼女の目は翠の方だけが輝いているように見えた


「そう、それと、これを貴女にあげるわ」


手渡されたそれは何かのチケットだった


魔法解除(マジックキャンセル)


そう告げ、目の前から消えていた


「助かった...のかな...」


手渡されたチケットを右手に持ちながら

ペタりと地面に座り込むとホッと一息をついた


「姉様、追求しなくて良かったの?彼女自体は魔力は感じられなかった、、、ここに来たってことは、どうにかして魔法壁(マジックウォール)通過(スルー)してるはずなんだけど」


心配する妹を他所に姉は何かを感じていた


「えぇ、それはポケット辺りに小さな魔力を感じたわ。

それが【魔法痕(パスポート)】として作用したと思う」


「ただ、そんな高度な魔法を使うようには見えなかったわ。」



本題である、6大精霊探しをするため手がかりとなるドームへ目指す

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ