老後の住まい
老後を考えた時、お金だけでなく、住むところも考えなければならない。
今の賃貸マンションは20年以上住んでいる。
いつまで住めるだろうか。
高齢者の一人暮らしの賃貸は難しいと聞く。
空き部屋の多いアパートなら、融通が効くかもしれないが、そういったところは、不便なところにありがちだ。
今のマンションより、家賃の安いところに引っ越せば、毎月の出費は抑えられるが、私の体験から、ある程度の家賃を支払わないと安全は保証されないと思っている。
若い頃に住んでいたマンションが、周りの相場より安くなると、住民が出入りするたび、住人の質が下がっていくのを感じた。
共有スペースにゴミをポイ捨てする人がいたり、タチの悪そうな人がマンション前にいたり、狭い部屋に複数の外国人労働者が住むこともあった。
安全に暮らすためにも、家賃はあまり抑えるわけにいかない。
だからといって、老後のためにと中古のマンションを買う資金はない。
そして、買い物の便と交通の便は必要だ。
交通の便の悪いところであれば、家賃は抑えられるが、高齢になって、スーパーに歩いて行けない距離では、交通費も嵩む。
病院は近くになくても、バスで移動できるようバス停が近い住まい。
外出が不便で、家に閉じこもりがちになるのは、健康にも悪い。
だから、ある程度の家賃を支払続けなければならないが、高齢になった時、賃貸契約は更新できるのだろうか。
一生、賃貸で過ごすとして、ずっと一人暮らしが続けていけるだろうか。
病気になって、誰にも気づかれずということもある。
だからといって老人ホームは、毎月の年金額よりも高く、プラス食事代などお金がかかるため難しい。
私の年金額で入れる老人ホームがあったとして、契約金を支払って入居しても、その老人ホームのサービスがちゃんと継続するか、同じ入居者の人と上手くやっていけるかの不安もある。
そして、高額な契約金を支払う以上、簡単に転居もできない。
入居者が老い、痴呆などが進んだら、それを見ながら暮らすのも、気が滅入りそうだ。
しかし、1人での生活が困難となった場合は、頼らざるを得ない。
お金があったとして、マンションを購入する余裕があっても、老人ホームの入居費用に備えた方が良いように感じる。
一人暮らしに近い状況で、見守りがあるような共同住宅があれば、安心かもしれない。




