↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の人生振り返り_老後の不安  作者: こたつむ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/18

誰にも惜しまれない人生

 世の中には、シングルで老後を迎える女性も多いが、貯金は500万程度と聞く。


 正社員として働いていない女性の場合、もらえる年金は基礎年金程度、到底、安心して暮らせる老後はないが、そういう人が多いと思う。

 だとしたら、私が年金の受取を迎える頃には、年金はもっと充実したものになっているだろうか、そうでなければ、生活保護に頼る人が大幅に増えるだろう。


 アリとキリギリスで言えば、私はアリ。

 ずっと将来のために貯金をしてきた。

 その私が、将来困るような社会があるわけがないと思いたい。


 無計画に散財して老後を迎え、貯金がないからと生活保護に頼る人よりは優遇してもらいたい。

 そうでなければ、アリは馬鹿を見るだけだ。

 散財した人が、福祉の恩恵を受けるのであれば、私も、贅沢をしなければ、損である。


 このまま老後を迎えれば、何歳まで生きるかわからず、出費を抑えた質素な暮らしを続け、貯金を取り崩し、貯金が尽きるかもしれない。

 何歳まで生きるかわからないと思いながら暮らし、贅沢をしないまま、貯金を残して死ぬかもしれない。


 質素倹約に努めた20年あまりが、報われる日は来そうにない。

 だったら、いざという時は福祉に頼ればいいと考えて、食べたいものを食べ、買いたいものを買って、人生を満喫するべきか。


 それで、命尽きる時、自分の人生に満足できるだろうか。

 ただ、誰にも知られず、そっと幕を引く人生でいいのだろうか。

 もっと、社会と関わって、私の死を悲しんでくれる人が欲しい。

 病床に伏せる時、そばで看取ってくれる人が欲しい。

 誰とも会話しなくなる毎日は、怖い。

 大きなことはできないけど、私の死を惜しむ人がいてくれたら、と願ってしまう。

 孤独死は、切なすぎる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。