↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ボーナスステージの異世界冒険録  作者: 椰子獅子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

56/198

第55話

仲良しではあるけど、ウォルザオリアーの外見がほとんど変わらないので、個別に認識できていない。

背中のトゲのような出っ張りや前足と後ろ足の外側の爪や出っ張りが、個別で形が違うし頭のかなり小さな角の形も違うので、それらの情報から個別判定はできるそうなんだけど……何百頭もいるので諦めた。


パシーは勝手に名前をつけて個別判定するのが得意。

個別判定できるスキルを持って生まれてきたからなおさら。

俺には無理っぽいから諦めたんだけど、このスキルは長い間練習と言うか訓練すれば習得は可能。

ただし百年以上の年月のトレーニングが必要らしいから俺は早々に諦めた。


深夜3時になったので今夜のヘラカイオン狩りは終わり。

念話魔法で呼び寄せたエイス達が集まってきたので、収納袋を預かり中身をアイテムボックスに移動させて完了。


キャンプ地のテントの外に転移魔法で戻りエイス達のモフモフにくるまれて今夜は眠ることにした。

少し肌寒くなった季節だけどモフモフ達の暖かさが心地好い睡眠へと誘(いざな)う。


秋の森の早朝はかなり気温が下がってきた。

仮眠から目覚めジャケットを羽織るとスラリンにもたれかかり、早朝のモーニングコーヒーと日の出を楽しむ。

キャンプ地の草原が少し高台になっているから日の出は見やすくなっている。

俺の周囲には俺と同じように秋の森の日の出を楽しむ連中が、草原の上で座りモーニングコーヒーを黙々と楽しんでる。

今朝は冷えるので焚き火台を何台も並べて、朝食で木の枝に巻いたパン生地を焼き串に差したベーコンなども焼いている。


パンの甘さとベーコンの塩分が美味しい。

朝食を作り始めるとワイワイガヤガヤとうるさくなってくる。

野菜を煮込んだ野菜スープにソーセージを入れたポトフみたいなスープも、肌寒くなったキャンプの朝食だと美味しさが増してくる。

朝食を終えると装備に着替えてヘラカイオン狩りを開始する。

今日はキャンプ地の南側を進む。

キャンプ地の西側から昨日やって来たので、キャンプ地の南側にある川まで進み川沿いを東側に。

ある程度東に進んでからキャンプ地に帰還するコース。

ヘラカイオンを出来るだけ狩りチームで数を減らしたい。

川の南側は距離があり広範囲に広がってるのでエイス達に頑張ってもらう予定でいる。

エイス達は俺が転送魔法で送り迎えするから、時間の許す限りヘラカイオン狩りをしてもらうようにお願いしてある。

昼食は一緒に食べる予定。

転送魔法で送り迎えするだけだから簡単にできる。


エイス達を送って狩りチームの後を追う。

俺は今日も回収専門。

陰陽道スキルを使い紙で鶴を折り『式神』にして全ての狩りチームの動向を観察して安全は確保してある。


色々忙しいが安心安全の魔獣狩りとチーム戦の勉強とキャンプ旅をプレゼンして王族御一行様を招待したんだから責任を持ってあたらないとな。

ヘラカイオンの回収は蔦蛇にさせて何かあった時は対応出来るようにしておく。

蔦蛇だと俺のアイテムボックスに直接転送されてしまうから、アイテムボックスから収納袋に更に転送するようにした蔦蛇を10匹ほど出現させた。


ヘラカイオンがなかなか減らないから俺も遠距離魔法でヘラカイオンを狩る。

数キロメートル離れているから誰にもわからずに狩りをして、誰もが知らないうちに回収までしてる。


ヘラカイオンが多過ぎて森の被害が深刻なので、本腰入れて狩りをしていかないと木が削られてヤバい。

ここまで歩いてきたなかで傷もなく無事だった木は1本たりとも見ていないのが深刻な状況を表してる。

だから本腰入れてヘラカイオン狩りをするとパシーに念話で報告したから、昨日はパシーが魚介類を持ってお詫びにきてくれた。


パシーからすればヘラカイオンも森の生物なので何度も木を削らないように注意する事でなんとか解決しようと頑張ってた。


汽水湖の森の木が深刻な状況なので……パシーは今日は朝から森の修復に入ってる。


昨夜の結界は上手くいってるようだ。

すでに汽水湖の森の中に入ってるゴミは転送済みで、貯水池に全部送り込んできたと先程の念話で聞いた。


パシーも旧ダーリングアストリー帝国とのいざこざに巻き込まれてしまっていたので、自分の住む森の事を後回しにしていたからこんなに被害か広がっているのに気付くのが遅れてしまっていた。


旧ダーリングアストリー帝国とのトラブルは大元(おおもと)は奴隷解放の話。


ユーとミーも関係している俺の話なので、今回のヘラカイオン狩りは本腰入れて協力して当然。

ユーとミーも頑張って狩りチームの人達が、更に楽しんで狩りが出来るように牽引してる。

疲れがたまらないように上手く交代して休憩を挟んでヘラカイオン狩りを続ける。


エイス達がヘラカイオン狩りに集中出来るように、エイス達に念話連絡をとりヘラカイオンの回収を俺がする事にしたのでヘラカイオン狩りのスピードは上昇。

エイス達に同行する式神の折り鶴の数を多くして獲物を察知、蔦蛇も倍増させてエイス達に倒されたヘラカイオンを回収していく。

更に俺がヘラカイオン狩りをしている場所も増やして、狩りチーム以上の量を狩り続ける。


ただ魔物集めの笛と魔法で狩るだけの俺と違い、狩りチームは索敵などの勉強とトレーニングも兼ねているから、スピードに違いが出来て当たり前なんだけど。


お昼ご飯は俺が全員分のサンドイッチとジュースを振る舞う。

サンドイッチの具は昨日のバーベキューで沢山焼いた肉や野菜や魚介類。

アイテムボックスに入れる前にトーストやロールパンやクロワッサンやバケットに挟んでいる。

めいめいが好きなサンドイッチとジュースを選んで食べ始めた。


俺と双子は手早くご飯を済まし、お昼休憩でエイス達を呼び寄せて労(ろう)を労(ねぎら)う。

俺とユーとミーがエイス・フーロー・ライチを順番にワシャワシャと撫で回してスキンシップを多くした。

頑張ってもらってるエイス達には感謝しかないからね。

今度はエイス達と1日中遊ぶ日を作るからなと決心した。

かなり大きく育ってきているのに、中身はまだまだ子供なエイス達を撫でたり抱き締めたりして癒し癒される。

俺もユーもミーもモフモフ達と戯れるだけで癒されるし。


エイス達にも生肉や魚介類を食べさせる。

人間の頭ぐらいの大きさの生肉を骨ごとバリバリと食べてるエイス達は迫力があるな。

満足してクリーン魔法で綺麗にするとまた甘え始めるエイス達を撫で回していると、食べ終わった狩りチームのメンバーもワシャワシャ撫で撫でとさわり、エイス達は満足そうな顔で気持ち良さそうにしている。


お昼休憩中も俺はヘラカイオン狩りは止めてない。

今日は狩って狩って狩りまくって、森にとって今は害悪でしかないヘラカイオンを間引いて、少しでも早く正常な森の状態に戻さないとね。


俺とエイス達とで明日の早朝まで狩りまくれば……後はパシーが森を修復しながらのヘラカイオン狩りでどうにかなる計算だと聞いてる。

ヘラカイオンの素材は大量に入手することになるけど、俺のアイテムボックス内なら腐ることもなく保存できる。


アーリンドル王国に渡されるヘラカイオンの素材は収納袋に小分けされて世界中に輸出。

肉は4国同盟の孤児院を中心に配られる。

お隣のラハティカンナス獣人国では戦争被害者の孤児や未亡人も多くいるのでそちらも無料で優先的&定期的に配られる。


エイス達との遊びも終わり短時間の睡眠をとってからヘラカイオン狩りを再開する。

狩りチームも順番に狩りに加わってきた。


俺はエイス達を狩場に戻して式神の折り鶴と回収用の蔦蛇を複数同行させる。

狩りチームにも式神の折り鶴と回収用の蔦蛇を同行させて俺は離れた場所に移動して全体を監視して安全確認しながらヘラカイオンを個別に狩る。


夕方に全員でキャンプ地に戻るまでヘラカイオン狩りを進めたので……昨日と合わせると2千を余裕で越えるヘラカイオンを狩った。

作者からのお願いです。


少しでもこの作品を面白いと思っていただけたら↓の好評価とブックマークの登録をお願いいたします。


皆様の応援が作者の励みになります。

是非ともよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。