最終章 登場人物おさらい 主人公編(ラスロ編)
最終章 登場人物おさらい 主人公編(ラスロ編)
【ラスロ】 この物語で主人公の勇者(三十六歳) その姿はご想像ください。
かつて魔王討伐に向かった伝説の勇者パーティーそのリーダー、
しかし地上(人間界)最後の戦いで魔王を追い詰めたものの道連れにされ、
一緒に火口へ落ち、溶岩の中へ吸い込まれてその命が犠牲となった、と思われていた。
だがそれは幻影で実は魔界へと繋がっており、
そこで魔王を倒すことは出来たものの元の世界へ帰れず、
魔界を彷徨って魔王を倒し続け、結果として人間界へ戻るのに十二年もかかってしまった。
でもきっと、元の世界に置いてきた四人の婚約者は待っているに違いない、
十二年間生き延びてこられたのも、帰ってきたのも全てそのハーレムのため、
と王城へ戻ったラスロであったが、そこで国王陛下から冷酷な『ハーレム崩壊』の事実を知らされる。
正妻だったアリナは側室の三人に他の男と結婚することを命令し、
自分は生涯、自分だけは独身を貫いてラスロの冥福を修道院で祈り続けると、
そして側室ヨラン、エミリ、ネリィは本当に別の男と結婚して子供も複数、儲けていた。
絶望するラスロだったがそれを不憫に思った陛下が慌てて急いで新しいハーレムを編成、
面識のある十二年前に幼かった賢者ミオスに魔女っ娘ハミィ、ラスロに憧れ騎士団に入ったロズリ、
更には国の暗部で顔が割れ処分予定だったアサシンのナタリと、心機一転、再出発を誓った。
と思いきや、ここで王城からラスロ生還を聞いた旧ハーレムがラスロのもとへ大集合してしまう、
側室三人は妻子を捨て、正妻アリナは所属していた、自ら軟禁されていた修道院を破壊してまで……
悩んだラスロは結論する、とりあえずは全員まとめてひとつのパーティーにして、行動してしまおうと。
こうして新旧ハーレムがギスギスする中、
ラスロとの仲を十二年前に戻そう、続きをやろうとする旧ハーレム、
陛下が結成した新しい最新の正式なハーレムということで旧ハーレムへの『ざまぁ』を勧める新ハーレムの間で板挟みに。
そうこうしているうちにラスロが出てきた魔界ゲートから魔物が出てきたり、
またラグラジュ大森林から新たな魔物が出てきたりとそれに対処しているうちに、
ラスロが魔界で助け合った女性型の魔物たちが続々、ラスロのために駆けつけてきた。
珍しく光魔法を使うアルラウネ族のアスト、
魔界で最初にラスロの相棒となったラミア族のナルガ、
サキュバスのリムリアにラスロが人間界へ戻る手助けを自身を犠牲に行ったヴァンパイアのカミラ。
じつは彼女たちもまたラスロにとっての『第三のハーレム』と呼べる存在であり、
魔界での十二年間、ラスロを助ける条件として婚姻やら子作りやら死体をあげるやら、
それぞれ約束をしたにも関わらず、事実上、それを放って人間界に逃げてきたような状況である。
そんな魔物ハーレムに助けられながら地上に来た新たな魔王を倒しているうちに、
今度はラスロらが自ら魔界で新魔王や魔王候補を討伐する旅に出る事を決意して、
魔物ハーレムと新ハーレムで行くこととなり、旧ハーレムは人間界へ置いて行くことに。
そこで半年間、魔界の拠点で敵対する魔物を倒し続け、
ごくまれに(ミオスの誕生日など)人間界に一時帰還する事はあったものの、
新ハーレムと連携、絆を強めて全ての魔王候補を倒し、戻ってきたのであった。
取り残されていた旧ハーレムであったが、むしろこれを、
ラスロを『待ち直す』機会だと受け取り、お迎えのやり直しをしたが、
そういった所で倒した新魔王候補の妹が人間界までやってくるハプニングが!
対処しなくては、というタイミングでまさかの『第四のハーレム』が現れる、
それは旧ハーレムであるエミリの長女ララルとネリィの長女アイン、の他にも、
十二歳ながら騎士団長を倒してきた新たな勇者ルキア、修道院からやってきた十一歳の聖女マンヌ。
この若き、いや幼き子供ハーレムがある意味、最後の魔王となる妹の討伐に多大に貢献、
正式にハーレムに立候補してしまい選択肢が四つとなってしまったラスロが悩んでいると、
それぞれが戦って一番を決めるので、それを参考に選んで欲しいと申し出てくれる、そして決戦。
結果、なんやかんやあった最終的に立っていたのはなんと、
旧ハーレムの正妻アリナであった、その決意と想いを聞いたラスロは覚悟を決め、
誰を選ぶかその場で発表した、選んだハーレムは、旧ハーレム、新ハーレム、魔物ハーレム、子供ハーレム、そう、全てだった。
こうして人間十二人、魔物四体を嫁にしたラスロは、
全員の想いに、愛に応えるべく王都で、たまに魔界で、
みんなと幸せな『ハーレム崩壊、十二年後以降』を送るのであった。
なんだかストーリーのまとめも兼ねてしまいましたが、
次は旧ハーレムの人物紹介についてです、もう少しお付き合いください。




